先週お預かりしたアンソニーとマーガレットのレーサーのオーバーホール+メイクオーバー彼女のバイクは、それほど悪くなはい(とは言ってもチェーン、カセット、チェーンリングは、交換)けど、アンソニーのバイクは、ちょっと重症でした。

ボントラガーのエントリモデルのセレクトを使用していました。ホイール自体は多分2年くらい使われたと思いますが、リムサイドがブレーキによって磨耗し、画像のような隙間を作ってしまいました。肉薄になった影響もあって100psi以上の空気を入れると、これだけ薄くなったリムは、若干リムサイドも変形してビードに近い部分が内圧により押し出されてしまいます。大抵のホイール(リムサイド)には何だかのマークが彫られていて、マークが消えたころがメーカーが推奨する交換時期と判断が出来るようになっています。それを無視して乗り続けるともちろんさらに薄くなり、最悪の場合、突然にチューブの破裂、薄くなった箇所からリムが破断して鋭利な刃物と化す。もちろん走行中に発生したらそのちぎれた金属で脚を切ったりする(もちろん落車の可能性も大)大惨事になりかねません。ロードはグループ走行が多いので他人を巻き添えにする場合もあるので、プロの定期チェックは、必要です。
前もって査定していたので、必要なパーツを取り寄せて待機していました。そうすることで1週間も2週間もバイクをお預かりすることなく、毎日のバイクライドもできるし、作業もスムースにはかどるし一石二鳥です。

今回は両方共に駆動系の分解整備と定期整備の依頼だったため、前後ディレイラー、クランクセット、カセット、チェーン、ボトムブラケットを車体から取り外して、分解→洗浄→グリスアップ→組立て→調整、そしてい最終的に車体に組み付けます。特にリアディレイラーのマウントピボットとテンショナーピボットのOHは、変速性能を改善させるために、とても大切になってきます。
めったに汚れる所でもないのですが、画像のピボット軸のグリスのようにまっ黒(デフォルトの場合、シマノは、きみどり)。まあ、まだ黒なら良いけど、これが茶色くなっていた時には赤に近い黄色信号です。錆びているという意味ですから。今回は、ディレイラーを替えるほどの影響は出ていなかったので、できるだけ錆を取り除いて処理しました。
各部点検、整備して数本ワイヤ類を交換し完了後に試乗して作業終了。
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