2008年4月28日月曜日

カンパ エルゴパワー その2

先日の続きです。

ボディに圧入されてあるベアリングは、ベアリングプラー(プーラーとも呼ばれていますが英語の発音では間違えなく”プラー”です。)で引き抜きます。ハウジングの形状が不規則なので、工具を直接あてがう事ができなかったので、万力で掴んで抜きました。もちろん、角度形を使って万力とハウジングの角度を一緒にします。お互いがズレていると、引き抜く際に無理な力がかかり、痛める可能性があります。今回のは、それほどきつくも無く、案外と何かで引っ掛けたら外れるかもしれない程度でした。
そして完全に分解されたのが、これ。実際にカンパの分解図では、シフトレバーの稼動部のピンが抜けスプリングも外せるようになっているのですがこれらは全てエンドを潰しているので、頭を落さないと分解できません。きれいに10年来のゴミや油を洗浄して適切なグリスとルーブを注油して下ごしらえ。組む時にはバラした逆の手順で組み上げ行きますが、
ちょっとした難関がブレーキレバー後部の変速レバー。マウントボルトを覆うようにリターンスプリングが引っかかっています。コツは、先に変速レバーとボルトを取り付けてください。同時進行は不可能です。スプリングの向きを間違わないように、細めのラジオペンチで先をつまんで引っ掛けてください。あとここに使われている歯車にも向きがあります。角度がついている方が上側を向きます。お気をつけ下さい。出来上がったらスムースそのもの。今までシフトレバーを触るたびにジャリジャリと砂を噛むような音がしていましたが、現在は、カンパニョーロらしい機械的な変速音しかしません。ビフォアー&アフターですね、違いは一目瞭然です。左側も始めようとした矢先に、別のスプリング折れていることが発覚。。。さて手に入るのか、、、オーストラリアで。。。折り返し地点を過ぎてイキナリの足踏み状態です。

2008年4月27日日曜日

カンパ エルゴパワー

今日はひまの予定でしたが、忙しくなりました。お客様からのお電話を頂きましたが、内容は、”トレックとビアンキ”はどっちが良い???って、うちは、その2社取り扱って無いもん(笑) って言うか、うちは、完成車を一切取り扱っていないんで...売りたいのは山々なのですが、ショップを構えていないと難しいのです。一通り過去にディーラー経験があるので、それぞれの特徴をお伝えして特約店に行くようにお進めしました。けど久しぶりに電話で長々と話してしまった。

昨日に引き続き、10年前のカンパが装着されたバイクが入庫してきました。全体的にはかなり程度のよい商品でしたが、グリスは古くなっているし、ゴミなどもだいぶ蓄積していたので、オーバーホールをする事となりました。シマノよりは簡単なのがせめてもの救い。気合い入れて分解しました。内部のベアリグもガタは無く、無事スムースにことが進みそうです。

2008年4月25日金曜日

日本語のブログも立ち上げました

 先日、英語バージョン(とりあえず現地用)をこれと同様のブログで配信し始めましたが、なかなか使い勝手がよかったのものなので、日本語バージョンも作ることにしました。今まではHTMLでアップしていた状態で更新するのに手間がかかり面倒だったので、ブログ更新もやや憂鬱気味でしたが、これで言い訳も出来ないようになり、心機一転、精進する所存でございます。

 昨日は、ダラダラと急遽日本へ帰ったことを書いた程度です。しっかりスギ花粉にやられて帰ってきました。シーズンも終わりかけだったですが、2年ぶりの花粉症は、やはり辛かったです。

 今回、日本語のブログを立ち上げたキッカケで同じ共通のBikeで交流を深めれたり、オーストラリアでの自転車事情や、日本との違いなどが感じ取れれば良いかなと思ってます。また、これをキッカケに自転車に対する更なる追求心、オーストラリアへ移住してみたいや、Bike Shopで働いてみたい(国内外を問わず)など、皆さんを飛躍させる原動力の一部に成れれば幸いと思います。

 今日、オーストラリアではANZAC DAYという祝日でしたが自分は自主的に仕事…旧型のカンパのモデルのオーバーホールと整備の依頼があったのでパーツクリーナーと戯れていました。この頃(90年代初期)のカンパは、個人的にスキ。今のもスキだけど。なんでも良いってワケじゃあない、自分なりにポリシーはある。古い炭化したオイルやゴミや埃などをパーツウォシャーを使って丁寧にブラシで汚れを落としていきました。その他にも3セットほど洗浄しないといけないクランクセットがあったのでこの際にまとめて作業したが、さすがに1時間近くブラッシングしていると嫌気がさしてきた...自分の靴でさえそんなにブラッシングしないのに(笑)、今日はよくやった。綺麗になったあと、再度組み直して、グリスや潤滑油を必要な場所に注油していきます。こちらの人は、かなり定期的に整備に持ち込まれます。自己管理の意識が高いのでしょうか、チョイノリ程度使っている自転車も毎年1回は定期点検にドックインさせます。整備の延長上に修理があると言った感じで”整備するついでにここも修理して”という感覚が先行しているようです。どちらか言うと日本では、悪くなるまで持ってこないケースが多いと思いますが。皆さんの地域では如何でしょうか??

 もう一つ別の作業にシマノのBBシールドベアリング交換が入庫していました。日本に居たときは、よくNSKを発注していましたが、こちらではSKFが主流です。NSKの支社パースにはありますが、あまり在庫を置いていないようで、人気ではありません。シマノももう少しシールの密着性を向上させたらこんなに頻繁に変える必要は無いのに…スモールパーツで圧入済みのユニットが取り寄せれますが、若干ベアリングを打ち変えたほうが安く仕上がります。写真のは、上が水が浸入して錆びだらけになりほとんど回らないベアリングと、下は、程度は良いけどついでに入れ替える品物。ベアリングの色を見ただけでも一目瞭然であります。


明日は、ちょっとゆっくりできそうです。